スーパーなどで販売されるパックに入った商品だけでなく、千葉鶏卵センターでは
ダンボールに詰まった業務用の卵も取り扱っています。
その中でも、養鶏場から単純に箱詰め済みのダンボールを仕入れるのではなくひと手間を加えたり、餌などを養鶏場と共に開発して生産した卵を入れた「こだわり卵」も存在します。
このページでは、それらの例をご案内します。
卵の卵黄の色合いは、美味しさを演出したり食欲をわかせる上で重要なポイントの一つと言えます。
卵黄の色合いは、産卵した鶏の給餌内容によって影響を受けます。
一般的に良く使用されるパプリカ(ピーマンの親戚で色合いが赤や黄色の物)を餌で食べた場合、生の状態では卵黄の色合いが鮮やかになり美味しそうですが、含まれる色素(カロテン)の種類が加熱に弱いタイプの為、卵焼きやオムレツ・ゆでたまご等に調理すると色合いが薄くなるように感じられます。
そこで、加熱調理後の色合いを求めるお客様のために開発されたのがMr.イエローです。
Mr.イエローの卵を産卵する鶏には
マリーゴールド(花の名前です)を基にした餌を与えています。マリーゴールドがもつ色素は加熱に強く、調理後は生の状態に比べてもさらに鮮やかさが増すように感じるほどの色合いを保っています。
Mr.イエローは食品の味と共に美味しそうな見た目にもつながる「こだわりの卵」です。
その為、卵焼きで自慢のお寿司屋さん・日本料理屋さん、スポンジの色合いにこだわるケーキ屋さん、オムレツの色にこだわる洋食屋さん等に好まれています。
通常ダンボール入りの卵にはサイズと、重量(入数によって変わる。5kg、10kgなど)そして、卵の状態(生食用、加熱加工用)などで分類が行なわれています。
一般的に加熱加工用の卵は、卵の卵殻にヒビ等があるものや、殻が特別薄いもの、形がいびつなものなどが様々なサイズから集めらて詰められます。
特選卵C-12は、そういったものの中から「特別に新鮮で、状態が良いものを選別」してご用意する業務用で多く使用する方向けの、
「お値打ち」な「こだわりの卵」です。